仙台は気温30度を超えてすっかり夏本番モード。野球観戦はこれくらいの方がビアが旨いし盛り上がる。後半戦はファイターズにしか勝利してないイーグルス。今日負ければまたまた3タテ喰らうことになるし、貧打線はますます貧打になってきて絶望的になっちゃうよ。投手陣は何とかゲーム作っているんだから、打線が爆発とまではいかなくても少しは点数取ってやんないと投手陣嫌になる。今日は先発早川で勝たないと負け数が勝ち数を上回る。自信をなくすようなことはないようにしたいよね。
ポイント
2回裏
先頭打者島内の当たりは二塁後方の小飛球。名手外崎がダイビングキャッチし一死に。この辺りがライオンズ守備力での貢献が大きいなあ。次打者銀次が四球であったことを考えるとピンチの芽を潰してる。やはりライオンズの二遊間は源田を含めて日本トップクラスだ。
3回裏
先頭大地が二塁打。最近やっと鋭い振りが戻ってきた感じだ。無死二塁からまだ3回だというのに次打者太田に送りバント!しかも捕邪飛で失敗に終わる。えっまだ3回なのに?無死二塁で?一死三塁にして1点だけ取りに行くということでしょうか。まずは先取点ということでしょうか。ここはあわよくばビックイニング狙いで強硬策でしょう。ビックでなくても強打で1点でもよい。こんなところでバントしかも結果的に失敗では相手にみくびられるでしょう。石井さんちょっと病的超弱気采配。満員のヤジ禁止の球場でヤジが飛び出す。
そしてこういうことをしているとチャンスのあとはピンチなのだ。4回表に山川が通算200号ソロアーチ。早川は0-2から高めのカーブ投げることないよね。捕手は低めに構えていたから制球ミスということだが。そして6回表にも山川に2打席連続HRを浴びるがこれも
真ん中やや高めのまっすぐ。最近の早川はどうもボールが高いのが気になる。疲労蓄積がありそう。今日の山川は四球でもよいのにね。しかしかなり強い逆風をものともせず左翼席中段まで運ぶ山川の打球の凄さに球場内どよめきと共に感動の嵐が吹き荒れる。
7回裏
もう1回くらい神様はチャンスを与えるはずだと祈っていたら、先頭島内、続く銀次の連続安打で無死12塁だ。次打者辰己だが、一抹の不安が脳裏をよぎる。まさか権藤権藤あめ権藤ならぬバントバントまたバント作戦では?辰己はバント上手くないし、イーグルス貧打線の中ではまだ当たってる方なんだが。そして同点狙いバントでやはり相手にみくびられるよ。私の読み通りというかライオンズの読みも一緒で、辰巳は何とか三塁側にバントしたが投手寄りになり投手興座は素早いバント処理から三塁フォースアウト!これでは勝てないと嘆いていたところ、次打者岡島の当たりは二塁手左への強烈なゴロ。これを外崎がまたもや好捕からのアンダートスで二塁フォースアウト!スーパープレイがもう1つ出たらこれは勝てない。更には二死満塁から代打田中貴也の当たりは一塁直。こういう流れではツキも離れていくという典型的な試合展開でした。
権藤権藤あめ権藤 あめあめ権藤あめ権藤
バントバントまたバント またまたバントまたバント
打てない打てないまた負ける またまた打てないまた勝てない
ありがとうございました。
キーパーソン 8 たつみりょうすけ
昨年はイーグルス初となる外野手ゴールデングラブ賞を受賞。ほぼレギュラーの座を獲得したようだ。石井監督は好みの選手なんだろうね、多少不調でも我慢して起用している。だがいろいろと課題が多い選手である。まずその得意といわれる守備。打球に対する第一歩の反応が悪い。西川が加入したため彼と比較すると非常によく分かる。出足が悪いので捕球は結構ファインプレー扱いになるが西川なら難なく捕っていたんじゃないのと思われる打球処理が多い。現在コーチやってる牧田が現役時代に出足が悪いためナイスキャッチといわれることが多かったのを思い出すが、牧田ほどの出足不良ではないにせよもう少し改善の余地はありそう。打撃は毎年.220台の打率を少なくとも.250以上にしたい。特にインローにめっぽう弱いのはこれから更に飛躍するためには修正しなければならないでしょうね。関西大学リーグ時代は高打率で安打数が多いことで有名であったがプロになったらどちらかというと一発ありだが打率悪い打者になった。監督は1番起用を理想としているようだが、もう少し出塁率を上げて盗塁数を稼ぎたいところだ。
頑張れ、辰己!