ビアのみ野球大放談
#2022.07.10 ライオンズ戦

少し戻り梅雨の仙台だったが、本日は真夏の天候で30度越え。16時から試合開始でちょうどよい気温になりそれはよいがイーグルスは絶不調と言ってよい。本日は早川-興座の両先発で2週間前の再現対決。そろそろイーグルス打線爆発の気配はあるが、外野を左から島内-西川-岡島でスタート。この外野陣は少し危険な匂いがするのだが。

ポイント

1回表

また山川にやられる。コース的にはかなり低めのスライダーだがボールに切れがないのか簡単に左線に運ばれて二塁打。島内からの送球が遅れる間に一塁走者森が一気に本塁生還。ライオンズは以前より外野が甘い場合は長打で走者が積極的に次の塁を狙うのは有名な伝統だ。昔々日本シリーズでクロマティ―が怠慢送球している間に走者が一気にホームインした場面は物議を醸した。おんなじですね、元ライオンズの石井さん。そして次打者外崎に外角の変化球をいとも簡単に左翼席まで運ばれる。立ち上がりの速攻というより早川不調とみる。その後またもや山川にHR浴びるなど5回6失点となる。

5回裏

西川の二塁ゴロを名手外崎が悪送球。西川の足を恐れてのこと、この辺りは昨年にないメリットで西川畏るべしだ。その後がツキがないのもあるが小深田以前から指摘のコツンミートなのでショートライナーを好守され、浅村まで同様の振り切らない煮え切らない打ちからで三塁直。島内珍しく見逃し三振と続いて得点できず。強く振り切って!お願い!

6回裏

二死から大地が四球を選び、茂木が二塁打で23塁となり再びチャンス到来。今日の収穫は茂木でやっと本来のフルスイングが威力を増してきた。4-4で2本塁打はこの貧打線において今後上位打線に入れるしかないでしょう。打席には炭谷に代打田中貴也。どうして?捕手だから捕手の代打を考えているのだろうが、既に4点差このチャンスをものにする気概があるなら代打は他にもいっぱいいて川島、山崎、内田、武藤、辰己他が残っている。田中は思い切りよい打撃をするがここはプレスをかける意味でも実績ある野手を代打に送るのが普通でしょう。案の定代打田中を観てからライオンズはマウンドに左の公文を送る。これだと代打の代打で右打者出すのが躊躇われるよ。その辺りをライオンズに見透かされてるわ、実践の前に既に勝てない感が漂う。

9回裏

7回裏8回裏と続けて好機に主軸浅村、銀次がダブルプレーで得点ゼロが続く。続く最終回先頭茂木がHRで意気が上がる中、二死23塁まで攻めるも島内左飛に倒れる。ここも中軸が打てず、これだと勝てないなあ。今日は11安打でやっと二桁かと思ったが好機を潰す拙攻でこのままではBクラスどころかファイターズと最下位争いが目に浮かぶようだ。

キーパーソン 54 わだ れん

ジャイアンツで将来の4番打者といわれた長距離砲だが、何故かイーグルスへ移籍してきて早3年経過。初年度打てないし守れないことが発覚しその後1軍での出場機会がほぼ無かったが相変わらず2軍での活躍は将来を期待させる。今年はオープン戦でHR連発して大活躍、オープン戦だからねえと言われたが、少しは打ちそうな気配はあり開幕レギュラーの座を勝ち取ると何と無安打で2軍落ち。そしてその後はやはり2軍で大活躍の正に1.75軍長距離砲。守備がほぼ出来ないことを考えるとちょっと将来的には厳しいと思う一方でHRが打てる打者としては魅力があり捨てられないかもね。20本くらい1軍で打てたらすぐにでも4番なんだけど何が足りないのだろう。

頑張れ、和田!