今年1番のすかっと夏ばれの仙台。
わがボックス6はデイゲームの時間帯ではほぼ日陰になるので直射日光はなくとても快適で、これは楽しさ期待できる試合前。
イーグルスはサンデイ則本が先発。
前回登板はかなり打ち込まれて本人はメゲていたので本日は気合十分なはずだ。
イーグルス貧打戦をカバーできるかがキーだ。
ポイント
1回表
先頭打者絶好調塩見に対する初球は152kmの高めまっすぐでやはりノリの気合は十分だ。まっすぐ大好きな塩見は空振り。でそのまま三振。まっすぐの他には140km超のフォークと思える落ちる球が冴えている。ちょっとさすがのスワローズ打線もてこずりそう。
1回裏
西川が遊撃エラーで出塁し、すかさず盗塁。この辺りは昨年までにないイーグルスの強みで打てなくとも足で得点を獲りに行けるのは西川に1枚。
小深田二塁ゴロの間に悠々3塁へ到達し、浅村に外野飛でよいと無言の優しさが漂う。
ここで驚愕したのだが何と浅村打席に入る直前のアッパー素振りをしなくなった。そして余裕の左前打。スイングは本来のレベルスイングだ。
でもこれはスワローズ内野陣前進守備が極端すぎだ。強打の浅村で、楽天球場で芝生の中に全員入っちゃう守備では普通は抜かれる、さもないと野手直撃で大けがだよ。あと1-1.5歩下がってせめて土の上でしょう。スピードスター西川が3塁走者だからなのか。でも抜かれたら前進意味ないよね。案の定あっさり遊撃左をライナーで抜けてしまう。さてさてスミいちにならなければよいが。
2回表
本日はスワローズ4番村上をじっくり観たいと思っていた。
1回に3番山田が真ん中まっすぐをセンターへの大きな飛球を放ったが勢いがなくアウト。この回村上は山田より低いライナー性の当たりがぐんぐんと伸びて中後二塁打。軽く振っているように見えるがかなりなパンチ力だ。続くオズナの二塁ゴロは浅村得意の前進して素早い送球ファインプレーで難なくアウト。乗ってきた感じだ。
7回表
イーグルス再三の好機を生かせず、この回長岡の一塁線鋭い当たりのゴロを大地が好捕。守備はやはり1塁がよいようだ。打撃が極端な不振から少しずつ立ち直ってきた感じであり、下位打線のキーになっている。
7回裏
そしてその裏。二死23塁から浅村の左前打。またもやレベルで得意の打ち方。全ての打点を叩き出す。最近はレフト方向へのHRが出てきた。これで浅村は復活でしょう。
9回表
松井がマウンドに向かい先頭打者4番村上との一騎打ち。松井の球の出が分からないフォームに明らかに苦戦しているように見えた村上だが、外角低めに落ちるスライダーを何と左中間上段に軽々と運ぶ。やはりゆったりしたスイングからあの飛距離は天性のものでしょう。当分スワローズ打線は強烈だ。松井はその後全て打ち取るが得意の三振がなく多少不調であったかも。
キーパーソン
さかいともひと 28
怪我で出遅れていたが5月に復活。豊富なイーグルスリリーフ陣で居場所を探る形になっている。元々すんごい剛速球でもないし、変化球は多彩だがこれという決め球がないタイプ。全て60-70点採点の器用貧乏のようにみえる。最大の欠点は投球のテンポが悪いこと。守備時間が長くなり味方の雰囲気が悪くなることが多々ある。今年はラストスリーが確約されていない中で誰かが不調もしくは故障時にその穴埋めができるかどうか。自分の居場所を探すことでもう一歩高みを狙って欲しい。
頑張れ酒居!