ビアのみ野球大放談
#2023.04.16 ホークス戦

さあじりじりする暑い日差しになってきた仙台のデイゲーム。野球にはもってこいのコンディションだ。本日イーグルス先発は前回ボカボカ打たれた岸が今季2回目の先発だ。前回はどうみても調整不足で岸らしくない切れのない高めの棒球が目立ったが、今日はさすがに態勢を立て直してくるものと思われる。またイーグルス打線はまたオーダーを替えてきたのだが果たして貧打解消なるか。

5回表

出だしは順風満帆な岸であったが、やはり昨年の考察通りいやそれより力の衰えが観えてきた。4回からまっすぐが130km台になって高めに浮くようになってきた。そしてこの回は先頭打者中村晃にすべて高めのボールでストレートの四球を与えてしまう。敬遠以外でストレートの四球なんか出す投手ではないし、球威がなくても低めを丁寧に突くのが信条なのはみな知っているところ。なんかおかしいと思っているとそうね80球なんだよね。次打者今宮には真ん中に甘い球を続けて投げて中越え二塁打を浴び、無死23塁。上林にも真ん中に放り右前適時安打を打たれてしまう。続く甲斐にも真ん中近くのスライダーを中犠飛にされ、安打にならなくてよかったくらいの投球だ。その後も打たれ続けるが2点で済んでラッキーくらい。やはり中10日80球限定で先発がよいようだ。

6回裏

ホークスの先発大関も同じでどうもコントロールが定まらない。この回は二死後から4連続四球で押し出し。堪らないホークスは投手交代して松本になって何とか1点だけで幕締め。でもイーグルスはここで1本でも適時打で続いていかないと勝てないよお。

8回表

イーグルス投手は西口に代わり、当然逃げの体制に入る。先頭あまり当たりのない牧原を低めのフォークで空振り三振に取るのはよいが、振り逃げした後の送球を一塁フランコが痛恨の捕球ミス。強く動揺した西口がチャンスに強いがこれまた当たっていない中村晃に逆転2ランを浴びてしまう。やはりこれでは負けパターンだ。

キーパーソン 23 まいける ふらんこ

今年期待の大型外国人選手。右の長距離打者でありメジャーでHR130本を掲げ堂々の入団。まず外角に逃げる変化球には手を出さないから日本での適応能力がありそうだ。メジャーでの成績はこの3年くらいで急激に下降しているところが少し気になっている。実際フィジカル的には問題なさそうではあるが、どうもHRを連発という感じには未だなっていないし、守備は決して上手いとは言えないようだ。この人がHR30本位打つとペナント争いが面白くなるでしょう。あとは浅村、島内、ギッテンスで計100本以上が優勝へのノルマか。