ビアのみ野球大放談
#2022.07.31 ファイターズ戦

さあ後半戦に入り、1勝1敗で向かえたファイターズ戦。ここで勝ち越しできないようだとかなり苦しい。夏スタで週末ナイター開催になり、本日は天気よく子供たちが多数来場している中でのホーム戦。大事な試合になるが、イーグルス先発藤平は前回尻上がりによくなっていたが80球制限?で4回降板。今日は100球投げて勝ち星が欲しいところだが、満員のスタジアムで本拠地未勝利の右腕には少し荷が重いように思う。打線はサウスポー根本が先発でやはり左投手攻略が試合のキーになる。

ポイント

3回表

中島が絶妙なセーフティーからスチールと足で藤平を揺さぶってきたのに負けたのか、万波に四球を与え、一死12塁。続く清宮の当たりは右中間をゴロで破っていくが、打球は遅く普通は右翼がフェンス手前で捕れたのでは?という岡島のスロープレーで三塁打になる。次打者は近藤で巧く犠打を放たれ3点を失う。この辺りが藤平ついていないというか勝てない要因になってしまう。

6回表

前回の藤平降板の後もそうだったが、この試合は何故か60球で降板し、二番手安楽が大不調。投球練習からして大分手前にバウンドする投球などがあり駄目そうであった。最近の安楽は好不調の波がとても激しい。これでは交代する意味がなくなるもしくは二番手きちんとブルペンで見極めてないの?と不思議に思う。藤平があまりにも可哀そうだ。安楽は徐々に調子を取り戻した感じであったが3連打と犠打であっという間に1対5だ。今日負けたら大変だよと不安が脳裏をよぎる。

7回裏

6回裏にすかさず1点返したところがいつもと違うなと思っていたが、この回今日は振れている岡島の擦ったような左中間の当たりがフェンス越え。更に続く代打田中貴也の振り逃げでファイターズは宮西に投手交代。近年のイーグルスの特徴の一つが一線級の投手からはからっきし打てないが1.5軍のような投手からはがつがつ打ちますよっということで浅村の右前打、島内の三塁打へとぼこぼこ打線となる。まあこの三塁打は左翼今川のファンブルが原因ですが。久しぶりのホームでの打線大爆発で球場は大声援!ファイターズはBBの考え方がそうなんでしょうけど左投手のオンパレードでこの後北浦までつぎ込むが意味なし。この辺りが1軍の選手層がとても薄い感じがする。守備が乱れてきて悪送球が多くなり結局6点のビックイニングになる。だからバントやめようよ、石井さんあれっ、真喜志さんが犯人かなとけいくん。8回裏も望月から2点ゲット。いつもこの調子ならとっくに独走態勢に入っているのだけど。

キーパーソン 46 ふじひらしょうま

昨年は1軍登板なしで、近年はすっかり2軍定着した感がある。ドラ1での1年目は凄く期待させる投手でそのまま10年以上ローテ入りかと言われたほどだ。何しろ高校時代から四球がない。まっすぐは150kmをゆうに超えてスライダーのコントロールがよく苦労しないでストライクが稼げる。その後故障を経てフォームを2段モーションを強くした感じに修正されてからコントロールが定まらなくなる。昔の有銘みたいに頭が揺れて打者を翻弄するどころか自分がフォーム矯正にしてやられた感じだ。今年は開幕からリリーフでの1軍登板があり、先週からサンデー藤平として再デビュー。スムーズな止まりのないフォームにして球数制限の中よく投げているが四球ぐせがついてしまいそこから得点を許すパターンから抜け出せずだ。以前のようにストライクゾーン内で勝負できれば二桁狙える投手ではある。

頑張れ!藤平

院長ノート 2022年08月01日