キーパーソンではない さいとうゆうき1
もはやお忘れの漢があろう、ハンカチ王子って知ってる?
右肘靭帯損傷から復帰した斎藤佑樹投手が久々の実戦登板。
1イニング3人を凡退にしたというと、体裁よいが・・・。
怪我の大分前から既に現役引退の話がでまくっていた投手である。
しかしながら栗山監督の大のお気に入りで、何故か何故かずっと期待されてきた投手である。栗山監督は任期が長くなったが、栗山政権時代は実は斎藤佑樹擁する時代でもあったのだ。開幕投手もつとめたんだぞお。
況や(繰り返すが)もはやお忘れだろうが夏の甲子園優勝投手である。
かの田中マー君と投げ合い、当時はサイトスローから140kmを超える伸び上がるまっすぐでばったばったとバッターを三振にしてきた野球史に残る名投手のはずだったのだが。
一昨年は比較的体調が良かったため、開幕前に斎藤佑樹復活を騒がれていた。
当時たまたまなまで観たんです。
まずまっすぐがほぼないのにたまげました。
投げても130kmくらい。あとは全て変化球で多分ツーシーム、カットまたはスライダーあたりを縦の変化主体で投げている。大変申し訳ないがあまりにも切れがないし、こんなのプロではないよね?というレベルの球ばかり。スローカーブあったんだが何故か投げない。
やはりまっすぐがないのが打者にばれているので変化球がいいとこに決まっているようでも打たれる。またはきわどいボール球を見極められる。
そして何より本人が自信なさげに投げているのが観客席に伝わってくるのでもちバッターにはわかっちゃうよね。
とてもとても復活には及びもしないと思ったのがもう2年前の話でその年の終わりごろに靭帯損傷が発表された。もっともっと前から病んでいたであろうに。
昨年は投げる機会なし。
さてさて。今年の話である。
さすがに今年はもうニュースにもかろうじて小さく取り上げられた程度になったが復帰登板だそうで。最近は動画文化だから何とかスルーTVで観ることができた。ふう。
へえいつからスリークオーターになったの?というほど手の位置が高い。そして怪我をした人に特徴的な右腕が硬くしならない感じで球離れが早いため、見極める余裕を打者に与えてしまう。
甲子園では下手投げに近いイメージで、そこからライジングボールを投げたんだよね。
まっすぐを何故か多投する。それが130kmでなかったりする。それを見せ球にしてやはり勝負はツーシーム、スライダーなど。そしてやはりスローカーブは投げない。
つうことは少なくともまっすぐとその他の球の球速のメリハリがない。
さらにではでは両サイドにちらしてまっすぐをインハイ厳しいところに、ツーシームをアウトローにという感じも全くなかった。
結果的に全員アウトだがバッターの打ち損じ感がものすごく強い。たまたま打った球が難しいコースの球とか。
結果が良かったからまた投げるでしょうが、とても1軍で通用するとは思えない。
1回だけで言い切れないでしょうという人がいるが以前からずっと観ているのよ。
さすがに今年引退以外選択肢はないことをここに断言いたします。
外れたら?栗山さんと一緒にクレイジーボックス入り。よっちゃん1個やるよ。